本記事では「COMIC Be」にて連載中の漫画『ラーメン狼とカレー虎』を紹介します。
本作は狼と虎の獣人がメインで登場する作品です。
ほのぼのとした雰囲気の中、獣人キャラが食事をするシーンが多く描かれているグルメな内容が含まれている漫画。
食事を通したキャラ同士の関係も描かれています。
獣人と人間が暮らす現代の日本を舞台に、様々な獣人たちが登場します。
オスの獣人キャラが中心に登場しますので、オスケモ好きの方に特におすすめな作品です。
- メインで登場するキャラは狼と虎の獣人
- 獣人も暮らす現代の日本が舞台
基本情報
タイトル | ラーメン狼とカレー虎 |
著者 | エンボス |
掲載誌 | COMIC Be |
巻数 | 2巻(2022年1月時点) |
本作のポイント
美味しそうに食事をする狼と虎の獣人
本作ではモフモフな狼の獣人「三田 次郎(みた じろう」と体格がよい虎の獣人「柳 景虎(やなぎ かげとら」がメインで登場。
お互いに性格や考え方が異なりますが、一緒にラーメン屋などで一緒に食事をするほど仲がいい二人。
ラーメン大好きな次郎とカレーが好きな景虎は作中では「ラーメン狼」と「カレー虎 」とそれぞれ呼ばれることも。
食事が大好きな次郎とは対照的に、今まで食事には関心がなかった景虎。
次郎の美味しそうに食べる食べっぷりを見ている内に、景虎の心情がだんだんと変化していく様子が描かれています。
ラーメンを食べるとき顔つきが変わる次郎と猫舌ながらも麺をすする景虎と見た目とのギャップも楽しめます
獣人がいる日本の街
出典:「ラーメン狼とカレー虎 1巻 (Beコミックス) 」より
本作の舞台となるのは獣人も暮らす現代の日本。
メインで登場する次郎や景虎以外ににも様々な獣人たちが登場。
ネコ科やイヌ科、馬や熊など種族も多種多様です。
ここでは人間たちも同じように暮らしており、獣人たちと共存しているのがポイント。
実際に次郎が働く会社の部下かモフモフしている姿が描かれていますが、同じ職場に獣人がいるという環境は非常に羨ましく感じます。
いつでもモフモフできるのはいいですね
食で通じ合う物語
タイトルや表紙からも食事がメインの獣人版グルメ漫画のように思われる本作ですが、それだけでなく食事を楽しむことの大切さや食事を通して人と繋がりを感じさせられる内容になっています。
景虎は幼いころからの家庭環境や兄弟同士のしがらみがあるからか、食事を楽しむことができない状態になっていました。
「何を食べても変わらない」と思っていた彼は、ある日美味しそうに食事をする次郎と出会ったことで食事や過去に対する心情が変化していき、次郎と一緒に食事をすることが好きになっていきます。
他にも険悪な関係だった二人が食事をしたことで仲がよくなったりと、食べ物を食べるだけでなく、キャラクター同士の関係性も描かれている点が非常に面白い漫画です。
まとめ
獣人が食事をする姿がメインで描かれている作品だと思って購入しましたが、実際に読んでみるとキャラ同士の関係性なども深く描かれており、期待以上に楽しむことができました。
また、獣人キャラも上手く描かれており、銭湯のシーンでは景虎の逞しい上半身を拝見することができるなど、オスケモ好きにも刺さる描写がいくつか描かれているのも素晴らしい。
オスの獣人キャラが好きな方やグルメ系の作品が好きな方は是非読んでみてください。
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