本記事では「DragonSnow」が手掛けるインディーズゲーム「Changed」を紹介します。
本作は主人公である少年を操作して、ケモノのような見た目をしたモンスターたちが巣食う謎の研究施設からの脱出を目指すアドベンチャーゲームです。
そして、本作の一番の特徴として「獣化」や「transfur」といった要素がふんだんに盛り込まれています!
ケモノ好きの方、獣化やtransfurジャンルが好きな方にオススメしたいゲームになっています。
成人向けな表現はありませんので、安心(?)してプレイ可能です。
基本情報
タイトル | Changed |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
ハード | PC(Steam) ※Windowsのみ |
価格 | ¥620- |
言語 | 日本語対応 |
※2周年ということで購入者全員にストーリー、グラフィックなどが改善された「リメイク版」が公開されています!
現時点で「リメイク版」のみの購入はできないようなので、オリジナル版をまず購入する必要があるようです。
「リメイク版」のダウンロード方法は項目「リメイク版ダウンロード方法」をご参照ください。
transfur とは
他種の生物(主に脊椎動物)へと変身していく様子を描いたジャンル
変身ジャンルの中でも、他種の生物(主に脊椎動物)への変身を扱うジャンルであり、元々は「furry(ケモノ)へのtransformation(変身)」という意味である。
引用元:ピクシプ百科事典
「transfur」という単語を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
本作でもモンスターに襲われる必要がありますが、主人公である少年がケモノに変身する様子がしっかりと表現されています。
本作をプレイしているとゲルに体全体を覆われているだけのようにも感じるためtransfurとは違うように思えますが、ゲーム中に骨格や内臓も変化しているような記載があるため、表面が覆われているだけではなく完全に変身していると考えられます。
「獣化」もほぼ同じような意味合いで「人がケモノや動物になる」ことを指していますが、transfurとはニュアンスが少し違うようです。
なお、本作の日本語版では「獣化」と表現されているので、本記事でも「獣化」の方を使用して紹介をしていきたいと思います。
本作のポイント
主人公の少年が獣化!
本作ではプレイヤーが操作する主人公の少年が獣化します。
獣化するタイミングはゲームオーバー時のアニメーション。
主に敵であるモンスターに襲われると獣化してしまいます。
モンスターには原型のないゲル状のもの以外にも動物やケモノ型のモンスターも複数登場します。
獣化のアニメーションには多くのバリエーションが用意されており、中にはアニメーション後にイラストが表示される場合もあります。
もちろん成人向けな表現はないはずなのですが、なぜか何度も見たくなってしまいます。
不思議ですね!
また、施設内には主人公以外にも被害にあってしまった人間の写真が落ちていることがあります。
この写真も変身するまでの過程が4枚セットくらいでみれるので、見つけたら必ず確認するようにしましょう!
ケモノ以外にもサメや竜にも変身します。
ケモノモンスター「プーロ」
脱出の途中でケモノのモンスター「プーロ」に出会います。
見た目は他のモンスターたちと同じようですが、人間の言葉を使うことができて、主人公とも普通に会話することができる知能を持ったモンスターです!
他のモンスターたちとは違って襲うことはせず、主人公にアドバイスを与えたりと色々と協力してくれます。
ちょいちょいゲーム中に表示される主人公とプーロのイラストには癒されます。。。
ちなみに彼とのやり取りも本作のストーリーの進行に大きく関わってきます。
ゲームの難易度が超高い
基本的には敵に当たらないように避けるように進めていくのですが、本作はいわゆる「死にゲー」といっても過言ではない程に難しいです。
Steamのゲーム説明にも有名な鬼畜ゲーム「アイワナ」を彷彿とさせる高い難易度と記載されている通り、初見殺しも多数存在するゲームオーバー前提の難易度設定になっています。
確かに本作の肝が獣化で、ゲームオーバーするたびに獣化アニメーションが見れるのでプレイしている側としては嬉しいことなんですけどね。。。
逆に獣化アニメーションが見たいがためにわざとゲームオーバーになったりしていました。笑
ゲームを始めるときに難易度が選ぶことができるのですが、イージーを選択するとストーリーの途中で強制エンディングになってしまうので、最後まで楽しみたい場合は必ずノーマルを選択するようにしましょう。
まとめ
襲われて獣化してしまう内容のゲームは初めてプレイしましたが、自分には合っていたようで最後まで楽しくプレイすることができました。
今まで「アイワナ」などの死にゲーはプレイしてきましたが、ここまでストレスがたまらないゲームは初めてです。
なんといってもゲームオーバーがご褒美になりますからね!
敵を発見して自らゲームオーバーになりたいと思ったゲームは本作が初めてかもしれません。笑
最後のエンディングまでいくとゲーム内に存在する全ての獣化イラストが好きなときに閲覧できるようになります!
これから始める方はこれを目標にプレイしていただければと思います。
ちなみに私は最後のエンディングまでたどり着くのに10時間以上かかりました。笑
わざとゲームオーバーになっていたということもありますが、それでもかなりやりごたえのある難易度です。
本作は今のところPC版しかないのでPCを持っていないとできないのが残念です。
ですが、高いPCスペックを求められているゲームでもないのでノートパソコンや性能が低いPCでも十分に遊べそうな感じはします。
ケモノ好きの方や獣化やtransfurジャンルが好きな方に是非オススメしたいゲームです。
製品ページ
オリジナル版
サウンドトラック
リメイク版ダウンロード方法
ダウンロード手順
※リメイク版をダウンロードしてもオリジナル版のデータが消えることはありません。
①Steamトップページ左上のメニューバーから「ゲーム」→「ゲームライブラリを表示」を選択
②左側のゲーム一覧で「ツール」が表示されるように「ツール」のボックスにチェックを入れる
③検索窓に「changed」と入力して検索結果に出てきた「Changed-special」を選択
④「インストール」を選択してゲームをダウンロード
オリジナル版との違い
ステージ全体がパワーアップ!ゲームオーバー時のバリエーションも増加
ステージ全体がカラフルになっていて、新たな謎解き要素も追加されています。
そして、一番嬉しかったのはゲームオーバー時のバリエーションや挿絵が増えていたことです!
日本語サポートなし
まずリメイク版は現時点で日本語がサポートされていないので、英語表記になっています。(配信当初は中国語のみでしたが、現在は英語にも対応しています)
なのでオリジナル版でストーリーを楽しんでからプレイすることをおススメします。
セーブできる数が大幅に増加
セーブできる数が99に増えています!!
オリジナル版では4つしかセーブデータをわけられなかったので、これは嬉しい!
これで、お気に入りのゲームオーバーシーン直前のセーブデータを上書きせずにいくつも保管しておけますね。
また、強制イベントの前にセーブができるようになっていますね。
これも地味にありがたい。
現在も開発中
リマスター版はまだ開発中で、Steamからダウンロードできるバージョンだと途中までしかプレイできません。
完全版が完成したら、Steamで無料アップデートされるようです。
ちなみに、「Patreon」と呼ばれるクリエイター支援サイトから製作者を支援することで、Steamリリース前の最新バージョンをダウンロードできるとのことです。
コメント