本記事では「COMIC リュウ」にて連載されていた漫画『もふかのポプリ』を紹介します。
本作は獣人たちが住む町を舞台にした、少女とメスケモとの関係を描いた漫画です。
少女とメスケモの恋愛表現も描かれている百合作品ですが、成人向けなどの過剰な表現はなくソフトな内容になっています。
主人公は人間の少女ですが、獣人キャラも多く登場するためケモ率も高いです。
ケモノ好きで人間とケモノという組み合わせに抵抗がない方におススメな漫画になっています。
- 獣人たちの住む町が舞台
- メスケモキャラたちの登場頻度が高め
- 獣化要素も少々
基本情報
タイトル | もふかのポプリ |
著者 | 喜月かこ |
掲載誌 | COMIC リュウ |
巻数 | 全2巻 |
公式サイト | COMICリュウ「もふかのポプリ」 |
本作のポイント
人間の少女が訪れた獣人たちの町
人間の少女「ミカ」は母親が急に獣人になってしまったことで獣人族たちの町に住むことに。
本作の世界でも獣人は人間から差別されているようで、二人も周囲の目から逃れるために仕方なく引っ越してきました。
町の住人たちはイヌ、ネコ、ウサギ、鳥などのモフモフ毛皮の獣人たちが中心で、それ以外に爬虫類系の住人も暮らしています。
幅広い種族が暮らす町ですが、やはり人間が来ることは滅多にないらしく、ミカも奇異な目で見られてしまいます。
そんな中で、高校生のミカは学校生活を送ることになります。
メスケモがメインで登場する学園物語
ミカが転校することになったのは「六色女子高校」。
女子高ということで登場するキャラたちは少しだけ登場する先生を除いてメスケモのみ。
主人公のミカと友達のメスケモたちをメインとした学園物語が描かれています。
本作で登城する獣人キャラたちは動物としての本能からか、ミカに対してのスキンシップが多め。
ミカの匂いが気に入っていて、抱きしめて匂いを嗅ぐシーンが特に多く描かれています。
出典:「もふかのポプリ 第1巻 (RYU COMICS) 」より
中にはちょっと行き過ぎていて思わずドキドキしてしまうような場面も...
主人公が相手の尻尾を抱いたときのモフモフ具合が気持ちよさそうで羨ましい
ミカとイヌ科のメスケモとの関係が描かれる
本作では人間の「ミカ」とイヌ科のメスケモ「ケイ」が中心となって物語が展開されます。
最初は警戒し合う二人でしたが、物語が進むにつれて二人は友達以上の関係に。
とある大き悩みを抱えているケイに対して、自分が力になれると思ったミカは積極的にコミュニケーションをとるようになります。
また、本作ではキスなどのダイレクトな恋愛描写はありませんが、それを匂いを嗅いだり舐めたりと動物を思わせる行為で表現しているのが非常に興味深く感じました。
まとめ
主人公の少女とメスケモとの関係を描いた漫画ということで、この内容で少女がメインだとしたら自分には合わないかなと少し不安に思いながら読み始めてみましたが、想像していた以上に獣人キャラたちが多く登場するケモ率が高い作品になっていたので、最後まで抵抗を感じることなく楽しく読むことができました。
ケモノ好きで人間とケモノという組み合わせに抵抗がない方は是非読んでみてください。
恋愛表現もソフトな方なので、このような内容の作品を読んだことがない方でも比較的読みやすい内容になっていると感じました。
また、同作者さんの作品で可愛らしいネコキャラが登場する漫画『しろ猫くろ猫ファンタジア』もおススメです。
コメント