本記事では「コミック アース・スター」にて連載されている漫画『人狼への転生、魔王の副官 ~はじまりの章~』を紹介します。
本作は人狼に転生してしまった青年が主人公の物語。
普段は人間の姿をしていますが、いつでも人狼に獣化することができます。
黒い狼に変身した主人公がカッコいいです!
ファンタジー作品のため、狼以外にも竜人などの人外キャラも登場します。
ですが、主人公を含めた人狼たちが人間の姿でいることが多いのと、人間が住む都市を舞台にしているため、作品全体の獣の割合は少なくなっています。
- 狼に獣化できる青年が主人公
- 多数の人狼と可愛らしい犬人族たちも活躍
- 魔王軍には竜人も存在
基本情報
タイトル | 人狼への転生、魔王の副官 ~はじまりの章~ |
原作 | 漂月・西E田 |
漫画 | 瑚澄 遊智 |
掲載誌 | コミック アース・スター |
巻数 | 7巻(2021年9月時点) |
連載サイト | コミック アース・スター |
原作サイト | 小説家になろう |
※ 本記事の内容は記事投稿時点で発売されていた最新刊「第7巻」までの感想となっています。
あらすじ
人狼として異世界に転生した主人公の「ヴァイト」。
異世界では魔王軍第三師団の副官を任されていたヴァイトは、人間が住む都市を占領するための任務にあたることに。
魔族ながらも人間の気持ちを理解できたため、都市の人間たちへの被害が最小限にすむような作戦を立て、行動を開始する。
人間の姿で都市に潜入させた人狼たちへ合図を送り、一斉に獣化させることで都市を混乱状態させることに成功。
その隙に都市の太守がいる建物へ奇襲をかけたヴァイトは、そこで美しい女性の太守「アイリア」と対峙する...
本作のポイント
黒い狼に獣化できる主人公
人狼に転生した主人公「ヴァイト」はいつでも黒い狼に獣化することができます。
獣化は一瞬で完了するため、狼に変化する過程はそこまで細かく描かれてはいないです。
狼になることで身体能力が向上しますが、人間の状態でも配下の獣化した人狼に引けを取らない実力者です。
元々人間だったため、他の魔族たちと比べてかなり人間味がある主人公。
他の魔族たちが力による支配を当たり前とする異世界で、元人間のヴァイトがどのように活躍していくのかに注目です。
狼の姿はカッコいいのですが、人間の姿でいることが多いです
仲間となるケモノや竜人の魔族たち
人狼以外にもファンタジー作品ならではの様々な種族の人外キャラたちが登場します。
その中で、特に僕が気に入っている種族は主人公の第 三師団 の犬人族と他の師団に所属している竜人たちです。。
犬人族は人族とは違って、可愛らしいケモノキャラ。
竜人は翼はなく、ドラゴンというよりは蛇などの爬虫類に近い顔つきをしています。
出典:「人狼への転生、魔王の副官~はじまりの章 第3巻 (アース・スターコミックス) 」より
同じ魔王軍の仲間として、主人公と協力して人間たちの都市を占領していきます。
主人公と魔王とのやり取りにも注目
他の魔族たちとは違い、人間たちとも協力しようとする主人公に対して興味を示す魔王様。
主人公との出会いによって、徐々に魔王様の真意も明らかになっていきます。
このときの魔王様と主人公のやり取りが個人的にお気に入り。
人間からみると憎むべき存在ですが、本作のような魔族側の視点だと憎めないキャラクターになっています。
魔王様もカッコいい人外キャラなんですよ!
まとめ
人狼に転生ということで即買いしていた本作。
狼になった主人公の姿や戦闘シーンはカッコよく、期待通りでした。
ただ、記事にも書きましたが獣の割合が比較的少ないので、物足りなく感じるかもしれませんね。
物語としては王道なファンタジーもので、元人間の魔族という設定も活かされたストーリー展開になっておりとても面白いです。
ウェアウルフなどの獣人が好きな方におススメな漫画です。
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