漫画

戦国時代を舞台に犬が大活躍する漫画『-甲冑の戦士- 雅武』

本記事では1988年に週刊少年ジャンプにて連載されていた『-甲冑の戦士- 雅武』を紹介します。

本作は犬漫画で有名な「銀牙」シリーズの作者「高橋よしひろ」先生の漫画です。

戦国時代を舞台に「牙忍」と呼ばれる犬と少年が活躍する作品になっています。

大ヒットとなった同作者の漫画「銀牙 -流れ星 銀-」の後に連載されましたが、当時は残念ながら打ち切りで終わってしまったようです。

「銀牙 -流れ星 銀-」の外伝と呼ばれていることもあり、銀牙に登場した犬に似ているキャラも登場します。

銀牙シリーズや動物漫画が好きな方、バトル系の漫画が好きな方におススメしたい作品になっています。

また、少年漫画で連載されていた作品ですが、エグい表現もありますので苦手な方は少し注意が必要です。

基本情報

【タイトル】-甲冑の戦士- 雅武
【著者】高橋よしひろ
【掲載誌】週刊少年ジャンプ
【連載期間】1988年

【巻数】全2巻

あらすじ

舞台は日本の戦国時代。

各国の大名が他国を侵略し争っている中、侵略には決して加わることがないが、侵略者に対しては非常なほどの武勇を奮う牙忍を操る陽炎一族がいた。

牙忍は刀や特殊な力を操る忍犬で、一族の少年と一緒に何千もの大軍の侵略から領地を守ることに。。。

本作のポイント

刀を操る犬!牙忍が活躍

本作のメインキャラは、やはり牙忍とよばれる犬たちです。

昔でいう忍犬のような存在ですが、こちらの牙忍は刀をくわえて自在に操ります。

しかもそれだけでなく、人間との会話は当たり前で騎乗やテレパシーによる意思疎通、超能力のような技も扱うことができる「スーパーわんこ」たちなのです!

本作で主に活躍する陽炎一族の牙忍は3匹。

部隊の大将「雅武(がむ)」と忠実な家来の「草影(くさかげ)」「柴刃(しば)」の3匹が連携して敵軍を追い込みます。

3匹は本作のタイトルにもある通り甲冑を装備したとてもカッコいいデザイン。

細かく描き込まれているので、質感もしっかりと伝わってきます。

ちなみに、大将の雅武は「銀牙」シリーズにも登場している赤目にとても似ています。

赤目さんは銀牙シリーズでも忍犬として登場していたので、雅武が似ているのも納得ですね。

忍ばない忍びたち!牙忍と少年が敵軍を圧倒

牙忍たちは単独で行動するわけではなく、司令塔となる少年「蘭人」と常にテレパシーのような能力で交信しながら行動します。

広い合戦上で蘭人と交信を取り、忍びながら大将の首を狙うのかと思えば、念動力という不思議な力も使用して敵軍を圧倒。

最終的には1人の少年と3匹の牙忍だけで何千もの軍勢を壊滅状態にしてしまいます。

恐ろしや。。。

本作を読む前は忍者のように隠密行動でスマートに敵を暗殺する忍犬のようなイメージだったので、想像以上に派手な演出が多めで驚きました。

まぁ、アクションやバトルものが好きな私としては派手なバトルシーンが多いのは嬉しいことなんですがね。

戦国時代を舞台にしているが...

本作は日本の戦国時代を舞台にしていますが、ほとんどが陽炎一族と敵対する一族のオリジナルキャラ同士の物語が描かれています。

途中で実際に存在していた歴史上の有名人も少し登場しますが、すぐに物語から退場してしまいます。

個人的にこの実在していた人物と牙忍との絡みが好きだったので、本作が途中で打ち切りになっていなかったら他の人物との絡みも見てみたかったです。

まとめ

銀牙でも犬キャラたちが「抜刀牙」という犬離れした必殺技を披露していたが、そのさらに上をいく牙忍たちにかなりのインパクトを受けました。

人と話せ、人を操り、超能力で刀をも曲げられる。

かなり盛々な設定で、連載当時でもかなり挑戦的な内容だったのではないでしょうか。

盛々な設定なおかげで、迫力ある戦闘シーンが多く個人的には楽しめました。

また、高橋先生が描く犬キャラたちは本作でも細かく描きこまれており、魅力的なキャラばかり。

特に主人公の雅武を銀牙シリーズの赤目さんのデザインで描いてくれているのも嬉しいポイント。

内容としては、牙忍と少年、牙忍同士の友情も描かれたりしていますが、2巻で終わらせていることもありかなり急ぎ足な展開になっているのが少し残念なところ。

今も続く銀牙シリーズとは違った面白さを感じることができました。

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