本記事では「週刊少年チャンピオン」にて連載中の漫画『BEASTARS』を紹介します。
本作は登場キャラが全員獣人で、主人公であるオオカミの少年「レゴシ」を中心とした獣人たちの学園ライフが描かれています。
人間が存在しない世界が舞台で、獣人しか登場しない貴重な漫画になっています。
基本情報
タイトル | BEASTARS |
著者 | 板垣巴留 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
巻数 | 全22巻 |
特設サイト | サイトリンク |
本作のポイント
肉食獣と草食獣が共存する世界
本作の世界が「肉食獣と草食獣が共存する世界」ということで登場キャラクターは全て擬人化された動物たちです。
この世界の動物たちは人間と同じような生活を送っていますが、動物としての本能は残ったままです。
肉食獣と草食獣、それぞれ特有の本能が見え隠れする世界で物語は進んでいきます。
主人公が動物たちと青春していく動物群像劇
青春ということで本作では中高一貫の「チェリートン学園」が舞台となっており、主人公を中心とした動物たちの学園ライフを描いています。
本作の主人公はハイイロオオカミの少年「レゴシ」で、第1巻の表紙にもなっているキャラクターです。
レゴシはオオカミですが、他者とは積極的に交流しないとても内気で繊細な性格となっています。
そんなレゴシが他の動物たちと青春を謳歌し、物語を通して次第に成長していく姿が様々な描写で表現されています。
本能との葛藤
「動物たちの学園ライフ」を描いていますが動物たち特有の本能が存在しているため、物語は想像以上にシリアスで考えさせられる内容になっています。
肉食獣と草食獣、また多種多様な種族間のコンプレックスがうまく表現されており、その中で描かれる主人公を含めた動物たちの「本能との葛藤」「恋」「友情」は読み応えがありとても面白いです。
まとめ
ネタバレを避けるのを意識しすぎて簡潔になってしまい、どんな漫画か伝わらなかったかもしれません。笑
しかし、この漫画は本当に面白いので是非読んでいただきたいです。
私の場合は「動物たちの学園生活」でほのぼのした漫画を想像していたので、1巻冒頭からいい意味で期待を裏切られた感じになりました。
そこから物語に一気に引き込まれ、気が付くとその時期に発売されている巻を1日で全て読んでしまいました。
獣人好きとか関係なく物語の展開がすごく面白い!
マンガ大賞2018で大賞を受賞したのもうなずける内容です。
もちろん、内容には好き嫌いや苦手な表現もあるかと思いますのでまずは1巻を読んでみてください。
ハマる人は私みたいに止まらなくなるかもしれません。
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