本記事では「Chameleon Games」より発売中のゲーム『Tamarin』を紹介します。
本作は「ドンキーコング」シリーズや「バンジョーとカズーイの大冒険」などを開発していたレア社のスタッフも関わっている作品です。
主人公は可愛らしいモフモフしたお猿さん。
故郷を破壊した昆虫軍団と戦う3Dアクションアドベンチャーゲームですが、銃を持って戦う三人称視点のTPSモードもある少し変わったゲームになっています。
北欧の美しい世界を舞台に、可愛らしいお猿さんが活躍します!
基本情報
タイトル | Tamarin |
ジャンル | アクションアドベンチャー,シューティング |
ハード | ・PS4 ・PC(Steam) |
価格 | ¥3,960- ※機種によって価格が異なる場合があります |
公式Twitter | Twitterリンク |
本作のポイント
お猿さんが昆虫軍団と戦う
本作の主人公である「タマリン」。
モフモフした可愛らしいお猿さんです。
彼は家族と一緒に美しい自然の中で暮らしていたが、昆虫軍団によって家族は攫われて故郷も破壊されてしまいます。
環境破壊をしながら拡大し続ける昆虫軍団から家族や故郷を救うために冒険の旅に出かけるという物語。
敵はアリやトンボなど様々な虫。
その中でも本作で一番の脅威になっているのが昆虫のアリさんです。
普通の小さなアリではなく、タマリンより大きな体で銃も使いこなせます。
さらに、穴を掘りながら住処を広げていき、工場などの大型な工業施設を建築するほどの知恵もある恐ろしい存在です。
そんな昆虫軍団にお猿さんのタマリンが立ち向かいます!
美しい自然の中を冒険
アリのアジトなど一部のマップを除いて、本作では美しい自然溢れる世界を冒険していきます。
木々や湖などが綺麗なグラフィックで再現されているので、見ているだけでも癒やされてしまいました。
この辺はさすがレア社時代のスタッフが関わっているだけはあります。
昔のスーパードンキーコングでも背景の表現が綺麗で素晴らしかったですからね。
アクションアドベンチャーとシューティング
本作はアクションアドベンチャーとシューティングの2つを楽しむことができます。
ゲームのタイトル画像からもシューティング要素があるとは思えないですよね。
数箇所あるアリの住処や施設に潜入するときはTPS、それ以外はアクションアドベンチャーになっています。
アクションアドベンチャーのときは、武器は使わずにローリングなどで敵を倒しながらアスレチックのような箱庭マップを探索していきます。
マップには数種類の収集アイテムが散りばめられているので収集しながらの探索になります。
アリのアジトに入る際にも収集アイテムである「ホタル」が必要になるため、アクションアドベンチャーでホタルを集めてからアリのアジトに潜入して攻略していくというのが基本的な流れになります。
アリのアジトには銃を装備して潜入。
相手も銃を所持しているのでアリとの銃撃戦になります。
雰囲気も打って変わって、無機質なマップが多くなります。
この探索マップとのギャップが斬新で面白かったです。
ただ、TPSとしては照準が合わせづらく、正直やりにくく感じることが多かったです。
特に上下の照準が狙いづらく、スティックを止めても勝手に動いたりするのでかなり厄介でした。
遠くの高台にいる的はオートで狙ってくれたりと、やりやすい設定になっている部分もあるんですけどね...
仲間としてハリネズミも登場
本作で主人公と家族以外で登場する動物キャラで、アドバイスを貰えたり、武器や弾を販売してくれます。
初対面でサラッと銃をくれたりと可愛い見た目で闇が深そうなハリネズミ君です。
ですが、本作ではこのハリネズミと家族のお猿さん以外の動物キャラは登場せず、後は敵の虫さんくらいでちょっと寂しい感じ。
個人的にはもう何匹か森の住人的なキャラクターが登場して欲しかったなと思いました。
まとめ
ゲームとしてはプレイしていて気になった点もありましたが、グラフィックが綺麗でキャラクターも可愛らしく、全体的には楽しんでプレイすることができました。
TPS要素も斬新でよかったのですが、もし次回作が出るようならもう少し操作性などを改善していただきたいところ。
個人的にレア社が開発したゲームで登場していた動物キャラも好きだったので、今後の「Chameleon Games」の動向も気になります。
シューティング要素もありますが、主人公のお猿さんのような可愛いキャラが好きな方にオススメなゲームになっています。
コメント