【ケモノ・獣人キャラ紹介】燃える尻尾を持ち、人間の言葉を喋る獣『レッドXIII』

出典: 『FINAL FANTASY VII REMAKE』

※本記事には「レッドXIII」とそれに関連する作品(FFVIIなど)の一部ネタバレとなる内容が含まれていますのでご注意ください。

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目次

基本情報

キャラ名
(英語表記)
レッドXIII(本名:ナナキ)
(Red XIII, Nanaki)
種族・分類など一族最後の生き残り / 獣
外見ネコ科とイヌ科をあわせたような見た目 / 四足歩行
性別
主な登場作品「FINAL FANTASY VII」
「BEFORE CRISIS FINAL FANTASY VII」
「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」
「FINAL FANTASY VII REMAKE」
など

大人気ゲーム「FINAL FANTASY VII」とそれに関連する作品に登場する人間語を喋る四足歩行の獣キャラ。

燃える尻尾にトラやチーターなどのネコ科のような体、イヌ科のような長いマズルが特徴的です。

初登場作品は1997年にPSソフトで発売された「FINAL FANTASY VII」。

その後は「BEFORE CRISIS FINAL FANTASY VII」などFFVIIの続編や外伝作品にも少しだけですが登場しています。

そして、2020年に発売されたPS4ソフト「FINAL FANTASY VII REMAKE」にてゲストキャラ扱いではありますが、高グラフィックになって復活しました。

レッドXIIIが登場する主なゲーム作品

「FINAL FANTASY VII」

本作の主人公「クラウド」の仲間の一人(一匹)として初登場。

登場時は神羅カンパニーの「宝条博士」に実験サンプルとして捕らわれていましたが、クラウドたちが他の仲間を助ける際にレッドXIIIも一緒に解放されました。

その後、クラウドたちと神羅カンパニーのビルを脱出して、それ以降も一緒に冒険することとなります。

初めて出会ったときはクールでカッコいいイメージがありましたが、物語が進むと彼の本性が明らかになっていきます...

レッドXIIIという名前は宝条博士が名付けたサンプル番号で、本名は「ナナキ」。

一族の生き残りで希少生物であることから神羅カンパニーに捕らわれていました。

最初に出会った印象では大人びた感じがしますが、実は人間の歳で15,6歳くらいの少年。

物語でナナキの故郷である「コスモキャニオン」に寄った際は一人称が「私」から「オイラ」になり、口調もいきなり子供っぽくなります。

FFVIIのコスモキャニオンでの場面
いきなりの「オイラ」発言には驚きました

この変貌ぶりからナナキを好きになった方が多いのではないでしょうか?

私もこのギャップがたまらなく好きです。

コスモキャニオン以降の冒険にはキャラを偽ることはなく、素の可愛らしい性格で同行してくれます。

戦闘では「髪飾り」を武器として使用。

素早さの高さと、早い段階で修得できる必殺技(リミット技)が優秀ということもあり、物語の序盤で特に活躍していました。

「BEFORE CRISIS FINAL FANTASY VII(BC FFVII)」

本作は2004年に携帯電話向けRPGゲームアプリとして配信されていて、2018年にサービスが終了してしまった作品です。(画像はサウンドトラック)

個人的にFFVIIの関連作品の中で一番リメイクして欲しい作品でもあります。

ゲームの内容としては本編にも登場する神羅カンパニーの「タークス」視点の物語で、プレイヤーはタークスの一員となって任務をこなしながら本編へ繋がる物語を体験することができました。

本作にも少しだけナナキが登場しており、コスモキャニオンで神羅カンパニーに捕らわれるまでの物語が描かれています。

タークスであるプレイヤーはナナキと戦って捕らえないといけない立場となっていたため、当時プレイしていてとても申し訳ない気持ちになりました。

ちなみに、この作品ではナナキと同じ一族でメスの「ディネ」が登場しています。

「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN(FFVII AC)」

こちらはCG映像作品で、本編から2年後の物語になっています。

本作にもナナキが登場しており、最初のオープニングと途中の戦闘シーンで主に登場しています。

本作ではナナキにも声優さんがあてがわれていますが、ほとんど喋らないのが残念です。

ちなみにオープニング場面では、本作から498年後の世界でナナキと一緒に同じ種族の子供が2匹映っていますが、この2匹はBCFFVIIで登場した同じ種族のディネとの子供なのではと考えられています。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」

本編である「FINAL FANTASY VII」のフルリメイク作品。

正式に開発発表されてから約5年の歳月を経て2020年に発売されたファン待望の作品です。

ただし、本作は分作となっているため今回発売されたリメイクはミッドガル脱出まで(原作全体の10%程)。

そのため、ナナキの登場が本作では終盤の方になっており、プレイヤーが操作できないゲストキャラクター扱いでパーティーに参加することになります。

操作はできませんが、FFVII ACと違ってセリフも多く、ダンジョン攻略にも活躍してくれます。

他の仲間との絡みもあり、特に仲間のバレットと尻尾でハイタッチ(?)するシーンや体重をかけてレバーを下げる動作がお気に入りです。

鋭い眼差しがカッコいい...

また、ボイスが付いたことで原作より渋さがかなりアップしました。

ナナキの声優は「山口勝平さん」。

本作では低めの声ですが、名探偵コナンの「工藤新一」やONE PIECEの「ウソップ」などの少年キャラで高めの声も担当されている方です。

このことからも素が出たときの声がどうなるか、今からそのギャップが楽しみですね!

バトルではNPCとしての参加。

自動で攻撃してくれて、魔法攻撃や原作でのリミット技の一つ「スターダストレイ」も使用します。

レッドXIIIが登場する小説

「On the Way to a Smile FINAL FANTASY VII」

本作はFFVII関連作品の小説です。

この作品ではFFVIIの本編終了後からFFVIIACまでの物語が語られています。

章ごとに各キャラ視点の物語が収録されており、ナナキ視点の物語「ナナキ編」もあります。

ナナキ編の冒頭の内容としては、本編終了後に故郷であるコスモキャニオンに戻ったが、今度は世界中の命を見て回る「世界を記憶する旅」に出かけるというもの。

本編のようなモンスターと戦闘するような場面はほとんどなく、ナナキの心情の変化や長命による悩みなどが語られていて少し重い内容になっています。

小説全体としては読みやすく、物語が理解しやすい内容になっています。

FFVIIACで詳しく語られていなかったことも本作では語られているため、FFVIIACの内容をより深く理解することができます。

ただ、ナナキ目的で買うには物語が短く、物足りなく感じるので注意が必要です。

まとめ

レッドXIIIことナナキが登場し、本編の物語と関連する作品をまとめてみました。

これ以外にも様々なFF作品で少しだけ登場したりしています。

FFシリーズでも数少ない獣キャラですが、やはり他の人間のキャラと比較すると影が薄いです。

リメイクでは今後の展開も考慮された声優さんがあてがわれているということもあり、リメイクされたコスモキャニオンでの物語がどうなるか今からすごい楽しみです。

また、個人的にはメスのディネとの関係がどうなったかも気になるところ。

リメイク続編でナナキの人気が高くなって、FFVIIACのオープニングに繋がるナナキとディネの作品が出たら嬉しいですね。

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