Infinite Fallが開発した「Night in the Woods」を紹介します。
本作は2017年2月に海外でPCとPS4で発売され、他のゲームでは感じることのできない独特な世界観や物語が特徴のアドベンチャーゲームです。
海外では高く評価されており「INDEPENDENT GAMES FESTIVAL 2018」にてグランプリを受賞したゲームでもあります。
そんな本作の日本語版が2019年3月にPS4とNintendo Switchで発売されました。
キャラクターはかわいい動物達ですが、メルヘンチックな物語ではありません。
現実的で考えさせられるとても奥深い物語になっています。
アクション系ではなくゲームの世界観や物語を楽しみたいという方には特におススメのゲームです。
基本情報
タイトル | Night in the Woods |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
ハード | ・PS4 ・Nintendo Switch ・PC(Steam) |
価格 | \1,980- ※機種によって価格が異なる場合があります |
公式サイト | サイトリンク |
本作のポイント
主人公は猫の女の子「メイ」
本作の主人公は大学を中退して故郷「ポッサム・スプリング」に帰ってきた20歳の女の子「メイ」。
久しぶりに帰ってきた故郷だったが、町は変わり高校時代に仲が良かった友人達も皆成長して働いていた。
そんな変化に驚きつつも高校時代のように楽しい日々を送ろうとしていた彼女。
しかし、周りの人達と交流していくことで友人や住人、そしてメイ自身が抱える様々な問題に直面していくことになります。
会話メインで物語が進行
本作は主人公であるメイを操作して友人や住人と会話していくことで物語が進行していきます。
その会話の内容も私たちの現代社会で課題とされているものが多く含まれていて想像以上に深い内容になっています。
最低限の探索や会話でも物語は進んでいきますが、多くの住人と会話していくことで本作をより深く楽しむことができるのも特徴です。
会話メインですがアニメーションや音楽も凝っており、物語にどんどん引き込まれてしまいます。
また、本作は日本語化にも強いこだわりを感じることができ、一つ一つの会話や文章という単位ではなく本作の世界全体で日本語化しているという感じがするほど翻訳に違和感が全くないのも特徴です。
ちょっとしたミニゲームも
物語の中にはちょっとしたミニゲーム的な要素も散りばめられています。
バンド演奏をする音ゲーのようなものから、物を破壊するちょっと過激なものも。
また、デーモンタワーという敵を倒しながらフロアを進めていく本格的なゲームあります。
各フロアに一つずつ存在しているボス部屋の鍵を探してボスを倒すことでフロアをどんどん進めていくのですが、それにあわせて雑魚敵やボスが強くなっていきます。
本編そっちのけではまってしまいます。
まとめ
今まで味わったことない表現と内容のゲームで、強く心に残る物語になっていました。
正直あまり会話主体のゲームはあまりやったことないのですが、本作が描くキャラクター達のリアルな感情や独自の世界観も相まって想像以上にはまってしまいました。
ひとまずエンディングまでプレイしましたが、本作は1周だけでは全ての物語を味わうことができないので2周目もプレイしていきたいと思います。
本作は会話主体のゲームということもありプレイする人を選ぶかと思いますが、興味が出た方にはぜひ他のゲームではなかなか味わうことができない世界を味わっていただきたいです。
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