本記事では「日本一ソフトウェア」より発売中のゲーム『MAD RAT DEAD』を紹介します。
本作は人間に恨みを持つ動物実験用のネズミが主人公。
横スクロールのアクションゲームにリズムゲームが融合したかなり特殊なゲームになっています。
リズムに乗ってステージを攻略しながら、人間への復讐を目指します。
基本情報
タイトル | MAD RAT DEAD(マッドラットデッド) |
ジャンル | リズムアクションゲーム |
ハード | ・PS4 ・Nintendo Switch |
価格 | ¥6,980- ※機種によって価格が異なる場合があります |
公式サイト | サイトリンク ※公式サイトではBGMが流れますのでご注意下さい |
本作のポイント
「死んだネズミ」と「心臓」のコンビ
本作の主人公は実験用のネズミ「マッドラット」。
実験で解剖されて死んでしまいましたが、ネズミの神様の力によって蘇り、ゲージに閉じ込めて実験台にした人間への復習を企みます。
言動は少し過激なところもありますが、意外と可愛くて憎むことができないネズミさんです。
そんなネズミと一緒に行動するのが自身の心臓でもある「ハート」です。
普段は主人公の体の穴に収まっていますが、目と手が付いていて、時折出てきて会話をすることもできます。
主人公の言動を不審がっているものの、鼓動でリズムを刻みながら一緒に行動してくれます。
リズムを取りながらステージを攻略
本作は横スクロール形式で各ステージを攻略していくのですが、その際のキャラクターの移動やアクションなどが特殊な操作方法になっています。
画面下段にあるハートに向かって丸括弧のようなアイコンが近づいてくるので、タイミングを合わせてボタンを押すことで押したボタンに対応したアクションが発動できるというもの。
「○ボタンで横移動」や「×ボタンでジャンプ」などタイミングを合わせて押さないと移動すらまともにできないです。
各ステージごとにノリノリな曲が流れるので、その曲のリズムに合わせながらステージを進んでいくことになります。
かなり特殊な操作方法なので、序盤の方はずっと頭が混乱していました。笑
ただ、慣れてきてリズムに乗りながらステージを進めるようになると凄く気持ちがいいです!
ノリノリな曲が多い
リズムに合わせてボタンを押していく必要があるので、本作で流れる曲はリズムが取りやすくてテンションが上がる曲が多いです。
タイトルで流れる曲もそうですが、ゲームプレイ以外で聴きたくなるような曲ばかりでした。
初見殺しもあり、ステージ自体の難易度が高め
ただでさえもややこしい操作方法になのに、ステージ自体の難易度も意外と高めです。
初見では予測しづらいトラップや動く床や敵のタイミングを計って突破するポイントなど、リズムを取りながらの状態だと一筋縄ではいかないギミックが数多く用意されています。
特に私の場合だと慌てるとボタンを連打してしまう癖があるため、数々のギミックに脳が混乱してボタンを連打してしまいジャンプできずに落下死することが何回もありました。
時間制限はありますが、幸いコンティニューに回数制限はありませんので、何回も死んでステージのギミックを覚えながら攻略するというのが基本的な流れになるかと思います。
コンティニュー回数は無制限
コンティニュー回数は無制限で、死んでから一定時間前なら好きなところまで巻き戻して復活することができるので、中間ポイントからやり直すというストレスがなくて良かったです。
ただ、時間制限までは巻き戻らないので注意が必要です。
コンボ数や攻略時間がステージ評価に影響
各ステージクリア後には連続でタイミング良く押した「コンボ数」やクリア時の残り制限時間数で評価が決まります。
ここはちょっとリズムゲーっぽいですよね。
「S+」が最高の評価となりますが、時間制限がシビアなステージもあり、全てで最大評価を取ろうとするとかなり根気が必要になりそうです...
まとめ
変わったデザインのネズミキャラが気になって購入した本作。
横スクロールとリズムゲームが合わさったゲームに最初は混乱しましたが、何回かプレイして曲を覚えていくことで爽快感も味わうことができました。
また、物語の内容も良くて序盤の流れからは考えられないような感動シーンもあり、かなり引き込まれてしまいました。
値段の割に少し物足りなさを感じてしまいましたが、斬新なゲームシステムでやりごたえもあって最後まで楽しくプレイすることができました。
今後、追加コンテンツで新しい曲やストーリーなどの追加があったらうれしいですね。
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