本記事では「ソニー・コンピュータエンタテインメント」より発売中のゲーム『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』を紹介します。
爽快なアクションを楽しめる「ラチェット&クランク」シリーズの最新作!
ロンバックス族と呼ばれるキツネにも似たケモノキャラ「ラチェット」たちを操作するアクションアドベンチャーゲームです。
グラフィックの進化で美しく表現された世界をガラメカと呼ばれる武器を使って敵を蹴散らす、爽快感溢れるアクションを楽しむことができます!
本作では可愛らしい新たなロンバックス族「リベット」も登場するということで、発売前からかなり楽しみにしていた作品。
PS5で新たに導入された新機能も堪能できる素晴らしいゲームになっていました。
基本情報
タイトル | ラチェット&クランク パラレル・トラブル (Ratchet & Clank: Rift Apart) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
ハード | PS5 |
価格 | ・スタンダードエディション 8,690円 ・デジタルデラックスエディション 9,790円 |
公式サイト | Playstation製品ページ |
あらすじ
メガロポリスではラチェットが主役の「ヒーローフェスティバル」が開催されていました。
パレードの中を進み、最後に相棒のクランクからプレゼントとして「ディメンショネイター」が贈られます。
これは様々な次元を旅することができる装置で、自分の家族を探せるようにとラチェットを思ってのプレゼントでした。
しかし、突如現れた悪の科学者「ネファリウス」によって装置が奪われてしまいます。
装置を取り戻そうとネファリウスを追いかけますが、その過程で装置が暴発!
ラチェットとクランクは見知らぬ次元に飛ばされ、離れ離れになってしまいます。
飛ばされた次元は「ネファリウス」が皇帝になっている世界。
意識を取り戻したラチェットはクランクの捜索を始めます。
本作のポイント
ロンバックス族のケモキャラ二人が主人公!
シリーズ通しての主人公「ラチェット」以外にも、本作では新たなロンバックス族が登場するのも大きなポイント。
ラチェットが飛ばされた次元に存在するメスケモノの「リベット」を操作することができちゃいます。
過去作でもラチェット以外のロンバックス族は登場はしていましたが、ガッツリ操作できるのは本作が初めて。
しかもシリーズ通して登場する様々なキャラクターの中でも飛び抜けて可愛らしいキャラクター。
クセのあるデザインのキャラが多い本シリーズでしすが、今回登場したリベットを可愛いと思った方は多いのではないでしょうか?
操作時はラチェットとほぼ同じアクションを使用することができます。
また、探検する惑星によって二人を代わる代わる操作する感じになるのですが、武器などの装備もそのまま引き継がれるので、特に違和感なく操作することができました。
今後もヒロインとして登場して欲しいですね
余談ですが、本作でラチェットは自分以外のロンバックス族と出会えたことに感動していましたが、過去作「ラチェット&クランク2」で登場していたロンバックス族の生き残り「アンジェラ」はどうなったんでしょうかね?
敵には爬虫類系のキャラ「ゴロツキ」も登場
本作のキャラクターは悪役の「ネファリウス」などのロボットキャラが多いのですが、その中で過去作でも敵としていた登場していた爬虫類系のキャラが本作でも登場してくれます。
今作では「ゴロツキ商会」の「ゴロツキ」という名前になっています。
グラフィックが向上したのもあり、更に厳つくリアルな見た目に。
次元を越えてラチェットたちを襲撃します。
シリーズ通しての爽快アクション
シリーズお馴染みのたくさんの敵を蹴散らさす爽快さも健在。
次々と襲い掛かる敵を近接武器やガラメカと呼ばれる武器でぶっ飛ばしていきます。
敵を倒すと大量のボルト落とし、それを吸い寄せるように入手することができるのですが、これがまた気持ちい!
ガラメカにはショットガンやランチャーなど複数の敵を攻撃することができる武器もあるので、まとまった敵を一気に倒す爽快感が癖になっちゃいます。
主人公がデフォルトで持っている近接武器もあるのですが、今作ではほとんど遠距離武器のガラメカばかり使っていました。
PS5の進化した性能を体験できる
新機種となるPS5ではグラフィックの向上以外にも進化した機能がありますが、本作ではその機能を満遍なく体験できる作品になっていると感じました。
グラフィックの向上
PS4で発売された前作「ラチェット&クランク THE GAME」からグラフィックが更に綺麗に。
オブジェクトの質感もよりリアルになり、光や陰影の表現もかなり美しく進化していました。
また、グラフィックが向上していて、たくさんの敵や物が動いている場面でも全く処理落ちしないのもPS5の性能の良さを感じることができました。
ロードを感じさせない次元移動
本作で一番のメインともなる次元移動。
ロードしていると思われる時間は一瞬で、瞬時に別のステージに切り替わります。
このことは発売前に公式動画などでも明かされていましたが、実際にプレイしてみるとその凄さに感動してしまいました。
敵との戦闘中でも瞬時にステージが切り替わる。
今までのゲームでは体験できなかったことですよね。
ムービー前後にもロード画面などの切り替わりが全くないので、ゲームの辞め時がわからなくなってしまった程です。
アクションごとに異なる感覚が伝わるコントローラー
PS5で新しくなったコントローラー「DualSense」。
本作では近接武器、銃器、爆弾など様々な武器が使えるため、振動やトリガーボタンの進化した機能を十分に味わうことができました。
近接武器で叩いたときや銃を撃ったときの反動など、アクションにより異なった振動が伝わってきます。
トリガーも銃を撃つときに圧が加わるのを感じられるだけでなく、2段階押しにも対応しており、「R2」半押しでエイムして押し込むと発射できるなど、今まで{L2」で使用していた機能も「R2」だけで済むようになっていました。
武器を使用したときに感じることができる振動と反動が気持ちよく、更にアクションの爽快さをアップさせてくれました。
フォトモードで好きな写真を撮りまくり!
「フォトモード」という機能があり、バトル中でも一時停止して好きなアングルでキャラクターを撮影することがでちゃいます。
グラフィックも奇麗なので、好きな場面で撮影して壁紙などにしてもいいかもしれませんね。
また、撮影時の設定で目盛りをいじることで背景をぼかすことも可能。
ぼかし方としては、「カメラモード」でデフォルトの値から「焦点距離」を一旦「0」にしてから「絞り値」を少し上げると全体的にぼやけるようになるので、あとは「焦点距離」を少しずつ上げながら調整するだけ。
ぼかした後のキャラクターとカメラの距離は「視野角」で調整もできます。
ゲームクリア後はずっとリベットの写真を撮影していました。笑
他にも画像の周りにフレームを付けたり、スタンプを押すこともできるので、熱中し始めるとずっとフォトモードをいじってしまいます。
まとめ
グラフィックの進化などにも驚きましたが、シリーズお馴染みの爽快さも失っておらず、かなり大満足な作品になっていると感じました。
また、個人的には「リベット」の登場も大きいです。
ケモキャラでラチェクラシリーズの中で一番可愛らしいキャラクターということで、今後の作品にも是非登場していただきたいですね!
ゲーム面でも最初の難易度選択で高難易度を選ばなけらば、ほど良いやり応えと爽快感を味わうことができると思います。
そして、PS5の機能を堪能にするには十分な作品になっており、これからPS5を購入する方にも是非プレイしていただきたい作品になっています。
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