セガゲームスより発売中の国内版「クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!」を紹介します。
本作は1999年に発売されたPS用ソフト「クラッシュ・バンディクー レーシング」のリメイク作品で、2004年に発売された「クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート」のキャラクターやコースなども収録されたゲームになっています。
そのためプレイできるキャラクターも30体以上登場します。
レースではアイテムを使用して相手を妨害しながら1位を狙っていくことになりますが、本作特有のターボテクニックを使わないと上位はなかなか獲得できないようになっています。
個人的には難易度が高いゲームだと感じましたが、やりごたえがあり夢中になってしまうゲームです。
また、一人用モードもしっかり用意されているのでオンラインでのレースが苦手な方も十分楽しめるようになっています。
基本情報
タイトル | クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ! |
ジャンル | アクションレースゲーム |
ハード | ・PS4 ・Nintendo Switch ・Xbox One |
価格 | \4,900- ※機種によって価格が異なる場合があります |
公式サイト | サイトリンク |
本作のポイント
30体以上のユニークなキャラクター達
本作ではクラッシュ・バンディクーシリーズから30体以上ものキャラクターが登場しています。
主人公の「クラッシュ」はもちろんのこと、妹の「ココ」、ココの友達でトラの「プーラ」、クラッシュの友達で白クマの「ポーラ」など過去シリーズでも登場していたキャラクターがレーサーとして使用できます!
さらに進化したグラフィックでキャラクター達も細部まで作り込まれています。
クラッシュなどの動物系キャラ達の毛並みも綺麗です。
アイテムとターボを駆使して上位を目指す
アイテムで相手を妨害
本作は「マリオカート」や「ディディーコングレーシング」のようにコースに設置されている箱にぶつかることでミサイルや爆弾などのアイテムを入手することができて相手を妨害することができます。
もちろん相手もアイテムを使用してきますので、1位になっても油断はできません。
ゴール直前でミサイルを打たれて順位が下がることもあるので、上位になったら攻撃を防げるアイテムを使用せずに温存しておくなどの対策も必要になってきます。
また、コースにはアイテム箱以外にもりんごが落ちています。
このりんごを入手していくことで速度が少しずつアップしていき、10個入手した状態でアイテムを入手するとパワーアップしたアイテムを使用することができるようになります。
ちなみにりんごは入手しても相手からの攻撃などで減ってしまいます。
ターボを駆使して1位を狙う
アイテムを活用して相手を妨害できますが、本作ではアイテムだけで1位を獲得することは非常に困難です。
そこで重要になってくるのが「ドリフトターボ」と「ジャンプターボ」になります。
「ドリフトターボ」は名前の通りドリフト中に使用できるターボです。
コントローラーの「L1」か「R1」を使用することでドリフトすることができます。
ドリフト中は右下のゲージが溜まっていくので、ゲージが満タンになる寸前に逆のボタン(「L1」でドリフトをしていたら「R1」)を押すことでドリフトターボが発動して一気に速度が上がります。
このターボは1回のドリフト中に3回連続で発動することができ、速度もどんどんアップしていきます。
ドリフトターボをうまく使用していくことで相手との差を引き離すことができますが、ゲージが満タンになってしまったり壁などの障害物にぶつかってしまうと発動が失敗してしまいます。
次に「ジャンプターボ」。
こちらも名前の通りジャンプ時に使用できるターボになります。
段差などの高低差があるところからジャンプする寸前に「L1」か「R1」を押すことで着地時にターボが発動します。
短いターボですが、本作のコースは段差が多いコースばかりなので高頻度で速度アップが狙えます。
以上2つのドリフトを積極的に使用していくことでレース中はほとんどブーストで走行することも可能になっています。
ただし、相手も同じようにブーストを使用してくるので慣れるまでは全く1位が獲得できませんでした。。。
ですが、ターボを使いこなせるようになればかなり爽快でレースがさらに面白くなります!!
一人でも楽しめる「おはなしモード」
レースで優勝を狙う
本作では「おはなしモード」という一人専用モードが用意されています。
このモードでは「アドベンチャーエリア」という専用のエリアを移動してエリア内に設置されているレースに挑んで優勝していくことが目的のモードです。
レースの相手はCPUですが、前述したアイテムやターボを多用してくるのでかなり手ごわいです。
初プレイ時はその速さにかなり驚きました。
こちらのモードは難易度選択も可能なので、難しいと感じたら難易度を下げてプレイしてもいいかもしれません。
私は「ふつう」でプレイしましたが、レースゲームがそこまで得意ではないということもあって1発で優勝できたことはほとんどありません。
その分、優勝できた時はかなり気持ちいいです!!
やりごたえ抜群のモード
また、通常のレース以外にも「ボスキャラとのレース」「タイムアタック」「チャレンジCTRメダル」などが用意されています。
「ボスキャラとのレース」は通常レースを勝ち進んでいくと挑戦することができ、ボスと1対1で勝負することができます。
ボスキャラは通常のレーサーとは異なり爆弾などの妨害アイテムを無限に設置しながら走行します。
なので、妨害アイテムを避けてできる限り1位を維持するかが重要になってくるのですが、ボスの速度が異様に速いのですぐに抜かされてしまいます。
アイテム箱は設置されているので強力なアイテムを温存しておき、ラストスパートで使用するなどの対策が必要になります。
「タイムアタック」は目標時間以内にゴールすることが目的のモードですが、本作で特徴的なのがマップに設置しているタイムストップ箱を壊すと時間を数秒止めることができます。
箱は横並びで並んでいることもあり、1周だけでは全て壊せないようになっています。
なので、3周でいかに効率よく多くの箱を破壊できるかが重要になっています。
「チャレンジCTRメダル」はレース中にコースに配置された3つのメダルを全て集めて更に優勝を狙うモードです。
昔発売された「ディディーコングレーシング」のシルバーコインチャレンジを思い出してしまい個人的にトラウマのモードです。
メダルは通常走行しないような場所に設置されている場合が多いため結構いやらしいです。笑
しかも全て集めて優勝しないとチャレンジ失敗になってしまうため、かなり難易度の高いモードになります。
ちなみに「タイムアタック」と「チャレンジCTRメダル」モードで入手できるトロフィーなどを集めることで隠しコースにチャレンジできるので、やりこみ要素として十分に楽しむことができます。
まとめ
難易度は高く感じましたが、何度か挑戦してコースを覚えることで無理なく優勝することができるため、個人的にはこのくらいが丁度良いと感じました。
逆にレースゲームが得意な方は難易度を「むずかしい」にしないと物足りなく感じるかもしれません。
また、オンラインでのプレイも楽しいのですが、一人で気軽にできるモードが充実していたことも個人的にうれしいポイントです。
私は「クラッシュ・バンディクー レーシング」オリジナル版をプレイしたことがないため、リメイク版との比較はできないのですが、オリジナル版をプレイしていなくても十分に楽しめることを実感できました。
クラッシュ・バンディクーシリーズやテクニックを活かしたレースゲームが好きな方にはおススメなゲームです。
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