本記事では「SOEDESCO」より発売中のゲーム『Kaze and the Wild Masks』を紹介します。
本作は長い耳のウサギのようなケモノキャラが主人公の横スクロールアクションゲーム。
4種類ある動物のマスクを着けると使用できるようになるスキルを活用してステージで攻略していきます。
90年代のゲームにインスパイアされた作品で、スーパーファミコンの「スーパードンキーコング」シリーズを彷彿とさせる要素が多く含まれているのが特徴です。
難易度設定でいつでも難易度を下げることができるので、アクションゲームが苦手という方でも楽しみやすい作品になっています。
- 長い耳のウサギのようなケモノキャラが主人公
- マスクを装着してトラやサメなどの力を使用できる
基本情報
タイトル | Kaze and the Wild Masks |
ジャンル | 横スクロールアクションゲーム |
ハード | ・PS4 ・Nintendo Switch ・Steam |
価格 | 【通常版】3,630円 【デラックス版】4,950円 ※機種によって価格が異なる場合があります |
公式サイト | リンク |
(※本記事は全てPS4版をプレイした内容になります)
本作のポイント
ウサギのようなケモノキャラが主人公
長い耳を持つウサギのようなケモノキャラ「Kaze」が本作の主人公です。
彼女が住んでいる島「Crystal Islands」は呪いの力により野菜が凶暴化してしまい大混乱。
友達の「ホーゴ」も呪いを受けて腕輪に封印されてしまいます。
ホーゴと島の住人たちを救うために、彼女は凶暴化した野菜軍団と対峙。
長い耳を活かした軽快な動きで島中を駆け巡ります。
ゲームの合間で表示されるKazeのイラストがカッコイイです!
長い耳でステージを攻略
2Dプラットフォームゲームである本作は、落下しないように足場から足場へ飛び移りながら各ステージを攻略していきます。
通常のジャンプでは届かない場所も多いのですが、そんな時は主人公の大きな耳が役に立ちます。
ジャンプした後に攻撃ボタンを長押しすると耳がプロペラのようにクルクルと回り、滑空することが可能。
離れている足場へ移動するだけでなく、落下速度を遅らせる使い方もできので、動く足場へ移動するときの落下位置調整にも役立ちます。
また、地上で耳を回すことで敵への攻撃にもなります。
上から踏みつけても倒せますが、耳で攻撃する方が早いですね。
このように大きな耳を活用しながら、全ステージ制覇を目指していきます。
動物のマスクで特殊なスキルを獲得
そして、本作で一番の特徴ともいえるのが、ステージの要所要所に置かれている動物のマスクです。
ワシ、トラ、サメ、トカゲの4種類のマスクが登場します。
マスクはそれぞれを獣人の姿に象った銅像の前で装着することができ、装着すると顔と耳が変化。
その動物にあった能力を使用することができるようになります。
ワシのマスクは耳で羽ばたいて飛べるようになり、トラは俊敏な動きで壁に捕まれるように。
サメは水中で素早く泳げ、トカゲは暴走するようにステージ内を駆け巡ることができます。
マスクは決まった場所でしか装着することはできませんが、ステージを攻略するためには絶対に欠かせない要素になっています。
獣人たちの銅像のデザインも気に入ってます
90年代のゲームにインスパイアされた作品
本作は90年代のゲームにインスパイアされた作品になっています。
特に任天堂がスーパーファミコンで発売していた「スーパードンキーコング」シリーズを彷彿とさせる要素が多く、アクションやギミック、ステージの背景等々。
ドンキーコングをプレイしたことがある方は懐かしく感じてしまうかもしれません。
ステージ内に隠されているボーナスステージや文字パネルを集めて単語を完成させたりと、お馴染みの収集要素もあります。
収集アイテムを集めて物語をより楽しむ
各ステージごとに3種類の収集アイテム「クリスタル」があり、それらを集めることで本作の物語をより楽しむことができます。
1つ目は「黄色のクリスタル」。
ステージ内に散らばっている文字パネルを集めて「KAZE」という単語を完成させてゴールすると獲得。
このクリスタは1つ獲得するごとにイラストが1枚ずつ解放されていき、島が呪われるまでの成り行きなどをザックリと知ることができます。
2つ目は「緑色のクリスタル」。
各ステージには2つのボーナスステージが隠されていて、2つともクリアすることで獲得できます。
集めると何が起きるかはネタバレになるため自重します。
ちなみに、ボーナスステージの入り口は画面の端っこや壁の隙間から辛うじて見えるくらいの場所に配置されていることが多いので、ステージによっては根気よく探さないとなかなか見つからないです。
3つ目は「紫色のクリスタル」。
各ステージ内に散らばっている紫色のクリスタルの破片を100個集めてゴールすると獲得できます。
こちらもネタバレになるため自重しますが、物語的には一番重要になる収集アイテムでもあります。
破片を全部集めても110個くらいしかないので、ほぼ全ての破片を集めるつもりで攻略しないと獲得は難しいです。
ボーナスステージを探すのが一番大変でした
タイムアタックなどのやり込み要素も充実
各ステージで「タイムアタック」と「ノーダメージクリア」がやり込み要素として用意されています。
僕はどちらも全ステージで達成できていませんが、 PS4版の場合は全ステージ達成で獲得できるトロフィーがあります。
こういったやり込み要素が得意な方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
程よい難易度でやり応えもある
横スクロールのゲームとしては理不尽な難しさは感じられない、程よい難易度。
アクションゲームが好きの方もやり応えあるゲームを楽しめると思いました。
また、難易度設定から難易度を下げることもできるので、キャラクターは気になったけどアクションゲームは少し苦手という方でも楽しみやすい作品になっています。
まとめ
主人公のケモノキャラ目当てで購入した本作。
ゲーム中に表示されるキャラクターのイラストも気に入ってしまい、ゲームとしてのクオリティも高かったので最後まで飽きずに楽しむことができました。
ただ、ゲーム中では物語が詳しく語られることはないので、本作の黒幕の正体や島が呪われることになった経緯は収集アイテムで確認できるイラストで想像するしかないというのが少し気になりました。
ゲームをプレイしていて、もう少し物語の詳細が知りたくなってしまいました。
キャラは気になったけどアクションゲームが苦手という方でも楽しみやすい作品です。
コメント