ドラゴンやケモノなど個性的なモンスター達が登場するアニメ『レジェンズ 甦る竜王伝説』

本記事では2004年に放送されていたアニメ『レジェンズ 甦る竜王伝説』を紹介します。

本作は「レジェンズ」と呼ばれるドラゴンやケモノなど個性的なモンスターたちが登場するアニメです。

アメリカのニューヨークを舞台にしたギャグアニメですが、物語が意外と凝っており、物語の後半は前半のノリが信じられないくらいシリアスな展開になっています。

ドラゴンやケモノ好きの方におススメな作品で、子供だけでなく大人も楽しめるアニメです。

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基本情報

タイトルレジェンズ 甦る竜王伝説
アニメーション制作ぎゃろっぷ
放送/公開時期2004年4月 - 2005年3月
公式サイトサイトリンク
配信サイトバンダイチャンネル

あらすじ

主人公はニューヨークに住んでいる小学生の少年『シュウ』。

シュウはある日父親から「タリスポッド」と呼ばれるバーチャルモンスターを育てて立体映像で戦わせることができるおもちゃを貰ったが、それを手にしたことで何故か悪のおもちゃ会社「ダークウィズカンパニー」に追われる羽目に。

とうとう追い詰めれてしまったシュウだが、持っていたタリスポッドから本物のモンスター「ウインドラゴン」の「シロン」を蘇らせてしまう!

本作のポイント

ドラゴンやケモノなど様々なモンスターたちが登場

本作ではレジェンズと呼ばれる様々なモンスターたちが登場。

主人公のパートナーであるウインドラゴンのシロンをはじめ、ブレイズドラゴンのグリード、グリフィンのガリオン、ウェアウルフのウォルフィーなど魅力的なキャラクターばかりです。

メインとして登場するモンスターの種類は他のモンスター系アニメと比較すると決して多くはないですが、その分それぞれのモンスターごとの個性が光っています。

特に主人公シュウのパートナーであるウインドラゴンのシロンは外見にマッチした声や言動なども相まってかなりのイケドラです。

そして、シロンだけはタリスポッドからリボーン(召喚)されていないときは可愛らしい白いハムスターのような姿になっています。

この姿の時はシュウから「ねずっちょ」と呼ばれ、言葉も「ガガガ」としか喋らなくなります。

ギャグからのシリアスな展開が特徴

本作は1話目からスピード感のあるハイテンションなギャグを連発するようなアニメなんですが、物語がある程度進むと前半にギャグを連発していたことが信じられなくなるくらいシリアスな内容になります。

物語のある展開から登場キャラたちの内面が極めてリアルに表現されるようになり、子供たちとレジェンズの複雑に入り組んだ関係性やレジェンズの存在意義など考えさせられる場面が多くありました。

ただのドタバタギャクアニメでは終わらない引き込まれるストーリー展開で、子供たちとレジェンズとの絆をより深く感じることができる内容になっています。

独特なBGMと魅力的なOP/EDテーマ

本作で流れるBGMが独特で、物語の舞台がアメリカのニューヨークだからか軽快なジャズ音楽が度々流れます。

BGMがジャズになっているアニメはなかなか珍しいですよね。

このジャズ音楽は「マンハッタン・クインテット・ジャズ」で収録したものらしく監督の強いこだわりを感じます。

そして、オープニングやエンディングテーマも魅力的です。

特にエンディングテーマは歌手「山本リンダ」の曲『どうにもとまらない』のカバー曲で、アニメ前半はアメリカの歌手「Brenda Vaugh」が英語で歌い、アニメ後半は山本リンダ本人が日本語で歌っています。

アニメではこのエンディングテーマの入り方もとてもかっこよく、場面によっては鳥肌がどうにもとまらない!

ちなみに歌のタイトルは『どうにもとまらない~ノンストップ~』で「どうにもとまらない」の現代風アレンジになっています。

また、上記とは別に本編中や最終話で流れる曲がもう一つあり個人的に本作で一番のお気に入りです。

是非本編で聴いていただきたいと思います。

まとめ

当時私の周りではレジェンズの話題や情報は全くなく、アニメ専門チャンネルで偶然再放送されているのを見て本作の存在を知りました。

「本作のポイント」でも少し触れていますが、最初はギャクアニメだと思い見ていたので途中からの展開にかなりの衝撃を受けたことを今でも覚えています。

本作の真髄は物語前半を見ただけではわかりません。

なので、前半を見て「くだらないギャグアニメ」という感想で見るのを辞めた方もいらっしゃるかもしれません。

それほど前半と後半とのギャップが激しいアニメです。

ドラゴンやケモノ好きの方はもちろん、少しでも興味を持たれた方にも是非最終話まで見ていただきたいアニメです。

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